チャールズ・イームズ写真展 100 images×100 words【Part9】
チャールズ・イームズ写真展で、写真の裏面にあった100の名言を毎日10ずつ載せています。今日は81から
81.最近アンケートで「美と機能とではどちらが重要ですか?」という質問があった。これは、私にとって頭脳と心臓とではどちらが大事かと問われているようなものだ。
両方大事に決まってる。
82.妥協を強制だれたことはないが、制約は喜んで受け入れてきた。
83.契約書は、当事者のどちらが書いたかわからない表現にするのが理想である。
お互いがハッピーになる道を探るということだろうか?
84.物事を意識的に組み合わせることで個別に作るよりも素晴らしいものができるなら、それはデザインのなせるわざである。
85.もちろん、デザインというものは、必ずしもデザイナーを自称する人によって生み出されるわけではない…。卵入りの生地で素晴らしい三つ編みパンを作る多くに人に、デザイナーでありアーチストであるという意識があるとは思わない。
無意識に美的感覚を動員して何かを作ったりしていることも、創造的なことかもしれない。
86.自分のためにデザインするなら、心から納得できるデザインをすることだ。そうでないと奇抜なデザインになってしまい、変わっていると思われるだけだ。
自分に嘘のないデザイン。どんな仕事においてもそう心がけたい。
87.テーブルに食器を並べるたびに、私は何かをデザインしている。
85.とも通じる言葉である。
88.興味と不安が交錯する領域でこそ、デザイナーは信念と情熱を持って取り組める。
新しいものを創造するということはそういうことかもしれない。
89.「斬新なグラスをデザインする」というアイデアから自分を解き放てば、「できる限り良い方法で液体を運べる入れ物をデザインしたい」と自分の心に問いかけることができるだろう。
固定観念を取り払えば、新しいアプローチが見えてくる?
90.特定のデザインスタイルを当てはめているうちは、問題が解決されることはない。
これも89と通じるところがあります。
- 作者: フレドリック・ヘレーン
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アイデアのきっかけになるかもしれません。