ミラノサローネ2008 from JAPAN【Part6】

【ユーロ・クッチーナ】
今年はユーロ・クッチーナ(キッチン)の年です。サローネでは、ユーロ・クッチーナ(キッチン)とユーロ・ルーチェ(照明)が交互に行われるのです。それで今年はキッチン。
というわけで、キッチンのトレンドがサローネから発信されるのですが、最近の傾向としてキッチンが独立してあるのではなく、リビングルームのようなそこで憩う場としてのキッチンの提案傾向にあります。
面材にインド原産のティネオという材を付板とした高級感のあるMiele。サローネでの見所のひとつは、質感のトレンドというのがある。木材の意匠にもトレンドはある。例えば昨年は、どこのメーカーもウォールナットづくしだった。今回、Mieleで使われているような個性の強い木目というのは数年前には、ゼブラウッドやパドゥークなどが流行したことがあった。ココだけの話、サプライヤーもサローネで木目のトレンドをリサーチしているのです。
【ミラノサローネ】高さ3mの巨大なコンセプトモデルも登場──「ユーロ・クッチーナ」より】