光陰矢の如し

あっという間に、5年の年月が過ぎてる。。マジか。
生きているだけで、感謝って感じですね。

何をしていたかというと、とにかく粛々と働いておりました。
生きているといろいろありますね。再婚したり。

先日、久しぶりに昔の会社の先輩とランチしました。
全然変わっていなくて、なんか笑った。
お互いに、年取ってるけど、生活環境も違うけど。

新卒で入社した会社で9年間一緒に働いた。
やっぱり、その時期って自分の人生でも浸透力半端ない時期。
今の自分の基礎みたいなものだと思う。

彼女は、三人姉妹の長女で私は三人姉妹の末っ子。
別に、意識してないけどやっぱりねえさんだなと思う。
私がどんなに無礼でもおこらない。
多分、いろいろ私が足りないってことをナチュラルに受け入れてくれるし、
人はみんな違うのだということを当たり前のように言ってくれる。
多様性がデフォルトな人なのだ。


今の会社は、村社会的なところがあって異分子を排除するマインドがある。
私は、営業所勤務なのでそういうことに巻き込まれずに済んでいる。
たまたまラッキーなんだけど。


そろそろ、人に会いたくなる時期なのかも。年齢的に。
今までは、がむしゃら生きていたけど、ちょっと立ち止まる時期なのかな?
人生の棚卸し、なんてね。

はてなダイアリーに久々戻ってきました。

さて、相変わらずカーテン屋で働く毎日です。
とは言いましても、私は接客は大の苦手。
主に後方支援なのです。
雑務が多い毎日ですが、時には大きい仕事もありつつ
がんばる毎日です。
最近では、分譲住宅のモデルハウスなどのスタイリングを
ぽこぽこと担当させていただいております。
私の会社は、カーテン屋なのでカーテンのスタイリングが
メインなのですが、モデルハウスのスタイリングとなると
家具やディスプレイも込みです。



こういうのは、体力勝負ですが楽しいです。
予算内でいかに夢のある空間を表現するか。
小さな脳みそをフル回転して、
たまに変な着地になったりしますが
最近は指名もいただけるようになり、
またまた勉強の日々です。



何か決まりがあるわけではないのですが、
とにかく「この家に住みたい!」と
ほんの少しでも思ってもらえるといいのだけれど。。


パリに行って来ました。

ご無沙汰していました。昨年転職してからというもの、とにかく新参者ですのでちょっとガンバって働いておりました。ようやく、視野も少しずつ広くなってきたかな?というところで、自分にご褒美ということでシルバーウィークに出国いたしました。久々の渡航。弾丸ツアーでございましたが、なんとか行って帰って、土曜日出勤もこなし、やっと土日休んで日常を取り戻した次第でございます。
とにかく、そうだ!出国しよう。と考えたのが8月だったので、さすがにどこの旅行代理店さんに聞いても半笑いで「ちょっと…とにかく飛行機がナイですねぇ。」と断られつづけたのですが、ネットで見つけた香港経由パリ!これしかなかった…。でも、とにかく行けるのなら行こうということになりました。

しかし、会社もそうそう休むこともできませんので弾丸ツアーでパリで過ごすのは正味3日。しかも香港経由だから朝着デス。

キャセイの機内朝食。こんなもんです。

ちょっと日程ムリしちゃったな…。でも、体力の続く限りなんでも観ようということで、とにかく今回のパリはリベンジの旅でもあったので、(実は2000年に行きました)ベルサイユ宮殿と思っておりましたが今回の日程では不幸にもムリ。その代わりといっては何ですが世界遺産モンサンミッシェルに行ってしまいした!
たった3日間の珍道中でしたが、まあ充実していたのではないか?と思いますので、ほんの少し旅で感じたことなどをつらつらと書いていこうと思っております。

15時間かけて成田から香港を経由し、パリに到着したのが日曜日の早朝6時半過ぎ。それから荷物をピックアップして、オペラ・ガルニエ行きのロワッシーバス(9.1ユーロ)に揺られてパリ市内のオペラ座前まで1時間ほど。それからメトロ7番線に乗ってCadet駅へ。スーツケースを引きずって宿泊先のHotel Havanaへ到着。8時半くらいだったので、パンとカフェオレとヨーグルトの早速朝食を食べ、シャワーを浴びていよいよ出発デス。今回はとにかく時間もないし、お金もないので効率重視で動かねば(結果としてはそうでもなかったのですが)と、まずはクリュニー中世博物館へ。私たちの行った日がたまたまパリ文化遺産の日でいくつかの施設はなんと入場料がタダ♪それはそれは貧乏人にとってはありがたい日でございました。
クリュニー中世博物館は、まず15世紀後半に建てられた修道院の建物がすごい。こういう建物を見ればみるほどつくづく地震のない国なんだなと思わせられます。コレクションは15-16世紀の宗教的色合いの濃い中世の絵画、彫刻、調度品など。特に有名なのはICの試験でも勉強した記憶のある「貴婦人と一角獣」のタペストリーです。

タペストリーといえども、非常に緻密で優雅な画はパリでデザインされたもので、制作されたのはオランダだそうです。状態もよく、今このレベルのものを作るとしたら可能なのでしょうか?圧倒されます。
また、ここには1〜3世紀のものと思われているガリア・ローマ時代の浴場跡も観ることができます。歴史の厚みをひしひしと感じマス。

この博物館は本当に良かった。私は非常に楽しかった。まあ、中世美術に興味のない方にはあまりおすすめはしませんけど。
それからメトロに乗って、Citeで下車。シテ島ですよ。前回はリニューアル工事中で前面覆われていたので、観れなかったのですが今回はリベンジということでやっぱりノートルダム大聖堂ですよ。その前に、メトロを降りて外に出たらすぐに警視庁がありまして(シテ島にあるとは知りませんでした)、そこでどうやら警察やら消防やらのクラッシックカーの展示をしていましたよ。車にはあまり造詣の深くない私ですが、昔のデザインはなんとなく温かみがあっていいなあと思いました。

おなかがすいたので、もろ観光客相手のカフェでお昼ごはん。(ここでの食事がパリで最も高価な食事となったのでした。あぁ…。痛恨の出費)

そんなわけで、ノートルダム大聖堂もタダ。(これで多少助かり)しかしタダということは、人も多いということで、並んで入場ですよ。しかも、この日は真夏のような陽気。あっつぅ〜。(ガイドブックでは、9月はそこそこ涼しいて書いてあったよ。まあ、雨の予報はハズレてよかったのですけど)15分くらい並んで中へ。さすがに中は涼しいです。天井が高くて、とにかくヒューマンスケールとはほど遠いでかさ。この中に入れば、目に見えない神様を信じる気持ちわかります。荘厳で圧倒されます。

大聖堂の中には、お供え用のろうそくが2or5ユーロで売っています。案外多くの人が買ってお供えしていました。一種のお布施なのでしょう。あと、観光地でありがちなノートルダムコインが売っていましたよ。欲しくなりましたが、持って帰ってどうするつもりだ?と考えて止めました。
さて、続きはまた明日です。

これがノートルダム大聖堂

おまけ。警視庁をセーヌの対岸から見たところ。多分改修工事なんだと思うのですが、その幕に「俺たちイケてる警察官」みないた感じの画がでかでかとある。これがリアルなフランス人のセンス。

日曜にchoro clubのライブに行ってきました@あざみ野 かるた 

最近は自分の興味のあることにもアンテナを上手くはれていない。というのは、土曜日に「明日のライブ行きますか?」というメールをいただいて、ライブがあるということを知った。当日お店に電話してひとりと言うと大丈夫だったので、お電話いただいた方々とご一緒させていただいてあざみ野にある居酒屋の「かるた」というお店に行ってきた。
来月choro clubは新譜が出るので、(しかもituneで先行配信しているらしい)そのレコ発のライブ行脚のようで、新多め旧もアリのホールライブの予行練習的な感じのライブ?なので、聴いているこちらもリラ〜ックスして聴くことができマス。8月2日のサウジサウダージでのon Airの話などもあり、9月5日のホールライブの告知(すでに購入済デス)などの情報を仕入れてきました。
ライブはスタートが早かったので、18時からは通常の居酒屋として営業になり、せっかくなので少し呑んでいくことに。そういえば、最近はめっきりというか呑みに行くことがない日々。タイミングもあると思うが、最近お疲れなのが理由。体力面ではもちろん、精神的にも少し疲れているという自覚がある。まあ、上手に気分転換を図ることが必要だと思っていろいろしてみるのだがなかなか上手くいかなかったけど、日曜のライブ&ライブ後の呑みは久々にとても気分転換になった。
通常自分の趣味の話は殆どしないのだが、音楽の趣味が合う同士だとやっぱり話が盛り上がる。だからと言って音楽の話ばかりではなくて、むしろ他の話が多い。ヨーロッパ旅行の話や、会社の話、家族のことや学生時代の話など話題は多岐にわたる。ライブというひとつの接点が、実はある意味でいい距離の人間関係を作っていると思う。同じ音楽を好きだという接点は不思議で、世代も性別も関係なくて相手を受け入れられえるし、受け入れてもらえる(と私は思っている)。
大人になって、そういう新しい人間関係が作れることはなんだか子供のころに友達を作ることよりもエキサイティングだなーとじみじみ思った。

NHKの番組改編にひとこと言っておきたい

気がついたら4月になってました。ブログもすっかり放置していました。けど、4月だから新しいこと始める季節。少し生活を立て直してがんまりマス。
それで、4月になって朝のJ-WAVEもリニューアルしてタイムテーブル代わりに聴いている方としては、各コーナーで大体の時間を計っていたので正直困ります。まあ、慣れればいいのだろうけど。
しかし、朝のラジオはいいとしてもちょっとこれはどうなの?といいたいことがこの土日でいくつかありました。平日テレビはほとんど見ないので、新しい番組とか別にいいのですが土日のNHKに一言いいたいデス。
まずは週間ブックレビュー。
新しい司会とアシスタントにはとりあえずおいおい期待するとして、問題は時間。いままで、日曜の寝る前に観ていたのです。これを観て、明日もがんばろうって思って寝るのに。何故土曜?しかも10時って、「美の巨人」とかぶってんじゃん。もう、考えてよ。しかも、BSは録画できないし。日曜に戻して欲しい。(切実)

次、日曜美術館
新がとれて日曜美術館になりましたね。時間はいままでと変わらず。日曜美術館については、いままでも多少言いたいことがありました。まず、特集で会期ギリギリ(例えばその日の日曜まで)というのは少なくなったと思います。そこはきっとたくさんの視聴者から指摘があったのでしょう。そうですよ。番組観て、その展覧会行こう!とか思うわけですから。
その話ではなくて、司会者。正直いって、姜尚中さんは他の番組とかで話とか聴いても良くわかるし内容あると思うのですが、自分のテリトリー出ない方がいいのでは?っていうか、日曜美術館観てる視聴者って結構コアな人が多いと思うので、なんていうかそんなに司会者が語っちゃダメなんですよ。そこ、わかってんのかな?と思う。ゲストは語るために来るから仕方ないとしてもね。大体、美術のことを語りすぎるって違うよ。観るほうにゆだねないとあかんのに。エピソードとかはいいけどね。まあ、そうは言っても観ますが。

で、N饗アワー。
なんで司会替えた?それはダメだろう。古い話だけど個人的には池辺晋一郎さんと檀ふみさんのがやっぱ最強タッグだったなぁ。あのだじゃれが好きなコアなファン(というか、だじゃれを言われたアシスタントの困りようが)は絶対にいた(と思うよ)。ほんと、これだけはNHKにガッカリだよ。視聴率、また1%切るね、残念ながら。私はとりあえず観るけどね。

100年インタビュー池澤夏樹〜パイパー@シアターコクーン〜週間ブックレビュー

昨日、NODA・MAPの「パイパー」を観て来ました。えんげきのページの一行レビューではSFだという人もいましたが、私は現在の閉塞した日本のことなのだと感じました。あらゆる物事が数値で表される世界。2009年の現在でも、データ化して数値化することによって既成事実をさも真実のように言いきる人が世界を動かそうとしているんじゃないかと漠然と感じているのだけれど。
人間の幸福を数値で表すこと。ブータンは国王主導で進められた「国民総幸福量」という理念と、近代化という岐路に立たされている。ブータンに羨望のまなざしを向けている日本人は少なくない。多くの日本人は日本に生まれてよかったと思っている反面、疲弊しきっている。矛盾だらけなのだ。100年インタビュー池澤夏樹氏が言ったこの日本という温室はガラスがいつか必ず割れると言っていた。もう、すでにヒビは入っているのかもしれない。未曾有の不況だけが原因ではないような気がする。
しかし、日々のくらしの中で考えるべきことは多い。小市民の生活とはそういうものだ。哲学的な問題を考える時間は24時間の中にほんの数分いや一瞬。
シアターコクーンで「パイパー」を観て帰ろうとしたら、最新刊の新潮に「パイパー」の戯曲が掲載されていた。観たばかりなので、物覚えの悪い私でもまだ新鮮に場面が浮かぶので戯曲を読むことは、牛が草を反芻するように楽しめた。そして、日にちをまたいで週間ブックレビューで篠井英介氏がケラリーノ・サンドロビッチの戯曲「わが闇」というのを紹介していて、戯曲を読むということが自分にとってタイムリーな話題だった。戯曲を単独で読むということと、観てから読むのと、読んでから観るのではどの方法が正解なのかわからないが、面白いものはどこから入っても面白いに決まっているというのが私の一方的な見解。

新潮 2009年 02月号 [雑誌]

新潮 2009年 02月号 [雑誌]

“なんちゃって天然木”にもう一言@ケンプラッツ

“なんちゃって天然木”にもう一言
コメント数が多いということは、みなさん一言あるようですねえ。
木目調建材のニーズは日本だけではないです。世界中でありますヨ。ヨーロッパのそれほどお高くないホテルなんかではよく使っていますし。それに、トレンドはヨーロッパから発信されるのですよ。欧州にも建材印刷メーカーはありますし、建材メーカーは欧州の建材印刷メーカーから買いますから。もっとグローバルになっていますよ。ただ、日本では建築基準法が厳しいですから、天然木を使えない場所が多いです。日本は地震国ですし、都市部では建物が密集していますから消防法も厳しいです。
【調査】消去法で選ばれる東京、リスクの低さを世界が評価
住宅に関しては、最終的には施主に選ぶ権限があると思います。その場合に、よく説明することは必要だと思います。しかし理解度はそれぞれレベルが違うので、その説明で解る人もいれば、理解できない人もいる。それは仕方ないです。一生懸命説明することしかないのだと思います。そうしたら、内容はわからなくても熱意だけは伝わりますから。