ミラノサローネ2008 from JAPAN【Part5】

さて、サローネも21日で終了です。今年はどんなだったのかしら?しかし、日本にいながらにして、最新情報が得られるというのもネットの良さです。来年は、レポートする側になりたい!のですが…。
いくつか気になった記事がありましたので、ピックアップしていきたいと思います。
ミラノサローネ2008:from ケンプラッツ】
メリタリア(MERITALIA:Italy)
主力商品はソファであるが、昨年もマリオ・ベリーニの新作ソファ「Stardust」とスケルトンのマネキンが座っている展示で驚かされたのだが、今年はその進化系である「VIA LATTEA」が発表されていたそうです。昨年の「Stardust」が空気を満たした4〜5cm四方の透明なフィルムがワイヤーを編んだカバーの中に詰め込まれており、それが氏ファの形状になっていたのだが、今年は外側を砂糖や小麦を輸送するための包装袋をリサイクルした素材にしているとここと。輸送用袋であるため、かなりの強度があるらしい。写真では、白いそのカバーはクッションのような形状がソフトな印象であるが、縁取りの黒いラインが入ることによりモダンなデザインとなっている。
また、メリタリアの記事で気になったのはカルロ・スカルパの息子でデザイナーのトビア・スカルパがデザインした屋外用家具シリーズ「NILO」。ステンレススチールとチーク材のベースにプリントファブリック張りで、アウトドア用でありあがらデザインが美しい。今回、この記事でカルロ・スカルパの息子さんがデザイナーであることを始めて知りました。調べてみると、FLOSで照明などもデザインを手がけているようです。
【ミラノサローネ】“動く家具”や包装袋のリサイクル提案などで目を引く─メリタリア