2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧
宮島達男という現代美術作家のことを知っている人には、ちょっとたるい話になってしまうが、ここを省略してしまうとなんのことやらということになってしまうので簡単に説明しておきたい。 まず、藝大在学中はパフォーマンスや家電製品を使ったインスタレーシ…
展覧会場風景 先日、竹中工務店東京本店にあるギャラーエークワッドで開催されている「坂倉準三/前川國男/木造モダニズム展」に行ってきた。そして、その日は基調講演として、藤森照信先生による「日本の『木造モダニズム住宅』探検−和と洋そしてっモダニズ…
山本玲子さんのサローネレポートによりますと、今年のレクサスはイタリアの有力紙に「今年のサローネで絶対見るべきイベント・ベスト10」にランクインしたそうです。今年のコンセプトは「軟らかいけど強い」。空間構成はnendoが担当しています。
すでになくなってしまったが、「美しい景観を創る会」というのが伊藤滋・早稲田大学特命教授の呼びかけにより、建築や都市計画、土木の専門家によって構成された。結果としてこの活動は、チームマイナス6℃のようには市民を巻き込むことはできなかった。それ…
今年はルオー没後50年ということもあって、ルオー関連の展覧会が他に出光美術館(6/14〜8/17)でも開催される。ルオーといえば『ミセレーレ』『サーカス』なのだが、今回はギュスターブ・モローの門下で知り合った二人が生涯を通じて互いの芸術を認めつつ友情…
今、モダニズム建築の保存か?解体か?という問題が各地でおこっている。設備の老朽化や耐震性という現実的な問題が多いと思うが、やはり再開発のためということもある。スクラップビルドという高度成長経済を牽引してきた建築業があったことは確かである。…
さて、サローネも21日で終了です。今年はどんなだったのかしら?しかし、日本にいながらにして、最新情報が得られるというのもネットの良さです。来年は、レポートする側になりたい!のですが…。 いくつか気になった記事がありましたので、ピックアップして…
【ユーロ・クッチーナ】 今年はユーロ・クッチーナ(キッチン)の年です。サローネでは、ユーロ・クッチーナ(キッチン)とユーロ・ルーチェ(照明)が交互に行われるのです。それで今年はキッチン。 というわけで、キッチンのトレンドがサローネから発信されるの…
Lexus L-finesse - elastic diamond - 今年で4回目のサローネのコンセプトは「軟らかいけど強い」。LEXUSのデザイン・フィロソフィ「L-finesse先鋭-精妙の美」をテーマとしたエキシビション「Lexus L-finesse -elastic diamond-」を開催しています。自動車メ…
[standard]3 松下電工 深澤直人×パトリシア・ウルキオラとのコラボレーションによる空間体感展示をミラノ市内に出展 松下電工は、日本の住まいの総合メーカーとしてトータルでの展示を行います。商品のプロトタイプデザインを深澤直人氏とパトリシア・ウルキ…
フランスベッド×奥山清行"エグゼクティブコンフォートチェア" マッサージチェアという、まさに日本文化一つとも言える指圧マッサージ機能を搭載した上質な暮らしを彩るパーソナルチェア。ヨーロッパにはないですよ、マッサージチェア。機能性重視だったマッ…
今年はお留守番ですが、ミラノサローネを10倍楽しむため方法をネットや雑誌など日本で得られる情報をどんどんお届けいたします。まずは、 【FUROプロジェクト in ミラノ】 去年のJAPAN SHOPでも展示されていました、「FURO」。海外のホテルでは、浴槽のない…
昨日、乃木坂のギャラ間へ杉本貴志展を観に行ってきました。茶室という制約の中での表現に、無限の可能性というのを感じました。私は観てよかったです。もし、いらっしゃる予定のある方は、人が比較的少ない時間帯に観に行かれることをおすすめします。その…
いま、手元に「TOKYO KENCHIKU SAMPO 特別な時間の流れる25の空間」という本があるのだが、コレを読んでいて知らなかったことがありました。カミングアウトします。 葛西臨海公園レストハウス(あの、あまりにも有名な鳥かごみたいなの)が谷口吉生設計だとい…
今年もミラノサローネが今週から始まります。今年は国際キッチン見本市が同時開催ということで、こちらも大変楽しみです。とは言いながらも、実際に行けるわけではないのですが。 せっかくですので、去年のサローネの写真がありますので2007年のサローネの風…
先日、東京都現代美術館で開催している川俣正〔通路〕展に行ってきました。 これまでの多くのプロジェクトを発表し続けてきた作家の膨大な軌跡を観ることができる展覧会である。また、美術館のあちらこちらにおかれたベニヤで作られた通路(なんですよね?そ…
第1回目から欠かさずこの展覧会だけは観ている。何故なら、面白いものが観れる気がするからである。「面白い」というのは「好き」とイコールというわけではないけれど、大抵は面白くて好きだと思える平面作品に新しく出会えるかもしれないとうきうきして出…