先週のことですがTOKYO DESIGN TIDEに行ってきたよ

最終日の3日の、もう2時半ころに行ったのですが面白いものが集中的に見られてよかったと思います。特に、私が面白いと思ったものがいつくかあるので書こうと思っております。ここは、インテリアやプロダクトが中心ですのでインテリア関係の私としましては大変興味を持ちました。
1.吉本 烈さんの置時計ならぬ、ころころ動く時計(作品名がわかりませんでした。ごめんなさい)
時計が1日24時間で55センチ転がって移動するのです。文字で書いてもあまりピンとこないと思うのですが、時間の経過が移動したキョリとして体感できるとでもいいましょうか。DESIGN TIDEでは3つの時計が置かれており、そのうちのひとつはDESIGN TIDEの始まりから終わりまで、展示する台の上で黙々と移動しているというわけです。そのラインのいろいろなところに日付と時間が書かれていて、その時間にはそこにいたよ。そして、今はここまで移動してるよというわけです。
時計は、DESIGN TIDEのオープンしていない時間も関係なく移動しつづけているわけです。なんかけなげですよね。以前にどこで聞いたか忘れましたが、日本人の特徴に物に対しての思い入れということがあるらしいです。例えば大切に使ったものに対して。物と記憶がセットになっているからじゃないかと思うのですが、日本人はそういう気持ちが強いらしい。だから人形を供養したりするんですよね。ただの物質に、必要以上に思い入れを持つことが捨てられないことにもつながっているのかもしれません。で、この時計はただ時間の経過が動くことによってよりリアルに感じとれるということなのですが、私の印象は、ただの時計なのに「頑張って進んでいるなぁ」という感想でした。きっと、自分の家にあったら出かけるときにはテーブルの右端にいたのが、帰ってきたら左の方へ進んでいて「おまえもがんばったな」なんて、きっと思ってしまうんだろうなと想像してしまいました。なんかいいじゃん。
www.retz-toshimoto.com
2.藤原敏嗣/FAMO DESIGN WORKS(フェイマデザインワークス)
思わず時間を忘れました。遊んでしまいます。ブロックですのでそういうものだと思うのですが、木の天然の色というのがいいと思うです。自然のものである木ですから、湿度によって膨張したり収縮したり(呼吸していると言ってもいいかも)するので、それがまたいいと思うのですよ。時間があったらもっといろんな挑戦したいです。


かわいい。。
3.Sfera(スフェラ)
ラグマット。材質は、ウールとイラクサの天然素材。製品となっているものは、茶系のダークからキナリの6色のグラデーションですが、カラーもデザインも特注にも応じてくれるようです。ネパールで作っているようなのですが、あちらでは多分土足で踏むのが前提だと思うのですが、日本ではたいていは室内なら靴で踏むことはないと思うのでかなりの耐久性を期待できます。ICとしては、結構どんなお部屋も合う感じなので使いやすそうだし、実際に触ってみてクオリティもよさそうでした。自分の家に欲しいです。
4.深尾麗臣/RAZY WORKS(レイジーワークス)
車のおもちゃがレコードの上をくるくる走ると音楽が聞こえる。自走式レコードプレイヤーだそうです。実家には、変なレコードが多分いろいろあるけど、ここにはないからな〜。まあ、男子が食いつきそうなものでしたよ。と言いつつも、一緒に行った友達(女子)は結構食いついてましたが。。私は、どっちかというと、ipodのスピーカーが面白かったかな〜。

イヤホン、でかっ!!