オフグリット住宅

今朝のJ-WAVEのGood Morning Tokyoという番組で、オフグリット住宅という話題がされていました。オフグリットという言葉を始めて聞きました。オフグリットというのは、電力を電力会社からではなく要は自家発電ということだと思うのですが、とにかくソーラー発電などでまかなうことらしいです。日本では、オフグリットという言葉は一般的ではないと思うのですが。(私だけが知らないという可能性もありますが)
以下はJ-WAVEGood Morning TokyoのHPから本日のラジオの内容です。

20年前にアリゾナでオフグリッド住宅を建設し、生活してきたという建築家のトッド・ボガタイさんによれば、年々人々のオフグリッド住宅への関心は高まっているそう。規模は小さいながらも急速に発展を見せているという点で、彼の家とその回りに建つ15軒のオフグリッド住宅地域は、パイオニア的存在となっています。

トッドさんによれば、世界的にも環境に配慮した生活が注目されるようになり、技術的な革新も目覚しく、現在、オフグリッド住宅の建設コストは20年前に比べ80%も安くなっているのだとか。
またカリフォルニアをはじめ、ニュージャージーペンシルバニアなどアメリカ東部の10の州ではソーラーパネルの設置を奨励し、助成金を給付したり、税の還付を行うといった措置もとられているそう。実際に、今後5年から10年の間にオフグリッド住宅の数は4〜500万軒程度増えると予想されています。
最近ではオフグリッド住宅を提供するディベロッパーも登場し、4万ドル(413万円)でオフグリッドな生活ができると評判を呼んでいるとか。「オフグリッド」と言っても、家の中では、冷蔵庫で冷えたビールを飲み、暖かいシャワーを浴び、インターネットも楽しめるという普通の生活。それで、電気代はもちろん のこと、水道料金もタダで自分の温室で新鮮な野菜も収穫できるとあって、アメリカでは続々とオフグリッド住宅に移行していく人々が増えることになりそうです。

水道料金もタダというのは、下水道に関してはどうなのだろう?と疑問ではあります。エコキュートなど、深夜電力を日中使うことなど日本では普及しています。また、発電して余った電力を電力会社に売ることもできることに対しての認識もあります。オフグリット住宅が、しかも安価に供給されるというのなら日本でも普及するのではないでしょうか?
省電力製品と自家発電の技術が発展して、なんとか化石燃料を使わずにすむような社会はいつ到来するのでしょうか?

住まいの中の自然 パッシブデザインのすすめ

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